一般歯科

当院の虫歯治療

できるだけ小さく削って、低侵襲で治療を行ないます

できるだけ小さく削って、低侵襲で治療を行ないます

大岩歯科医院では、患者さま、お一人おひとりにじっくりと時間をかけて、拡大鏡を使用して歯を出来るだけ削らない、歯を残すことを最優先に考えた治療に取り組んでいます。 このような歯へのダメージをできる限り抑えて、自分の歯をできるだけ残すという考え方を「ミニマルインターベーション」といい、2002年にFDI(国際歯科連盟)の総会で提唱された概念です。 むし歯ができた場合、むし歯が広がるのを防ぐため、虫歯になっているところの周りも削り銀歯に代えていました。ミニマルインターベーションの治療法はそのむし歯の部分のみを削り、その形で充填できる材料で治療を行います。そうすることによって健康な部分はほとんど削ることなく健康な歯をより多く残すことができます。

痛みを抑えた治療への取り組み

歯医者さんが苦手という方の中には、治療時の「痛み」を気にされる方も少なくないと思います。大岩歯科医院ではそのような患者さまにも安心して治療を受けていただくため、痛みの少ない治療を心がけて行っております。
まず、表面麻酔を歯茎に塗布し、その後、注射針で麻酔を注入していきます。最初から注射針で麻酔を打ってしまうのではなく、針を刺す痛みを和らげてから実施することで患者さまにご負担をかけずに麻酔を注入することができます。また、注射を行う際には、麻酔液の温度を人肌に温めて刺激を小さくし、一定の速度で麻酔液を注入していきます。一定の速度にすることで麻酔液が歯茎に入るときに圧力が減り、痛みも感じにくくなります。

レーザーを使った虫歯治療

レーザーを使った虫歯治療

虫歯を除去する際は目視や拡大鏡などで確認しながらタービンと呼ばれる機器で歯を削って取るのが一般的です。レーザーによる虫歯治療は、レーザーを照射すると虫歯の黒くなった部分にだけ反応して、その部分のみを蒸散してくれます。虫歯以外の部分を削り過ぎることがないので、健康な歯まで削ることなく治療することができます。 また、歯を削る際に出る音や、振動もなく、痛みもほとんどないので、歯医者さんが苦手な方も不快感なく治療を受けられます。 注)レーザーが使用できるのは極小さな虫歯に限ります。

虫歯の進行について

C0 初期の虫歯

C0 初期の虫歯

歯の表面のエナメル質が脱灰して白くなっている状態です。まだ歯に穴は開いておらず、虫歯になりかけている段階なので、痛みなどの症状はありません。

C1 エナメル質内の虫歯

C1 エナメル質内の虫歯

歯は、削ってしまうと元には戻りません。また、かえって虫歯になりやすくなってしまう場合もあります。進行してしまった虫歯は、削る治療をしなければなりませんが、初期の虫歯の中には進行しないものもあります。そのような場合には、歯を守るためにも無理に歯を削るのではなく、経過観察をしながら予防ケアをおすすめする場合があります。

C2 象牙質に達した虫歯

C2 象牙質に達した虫歯

エナメル質の下の象牙質まで虫歯は進行した状態で、神経に近づくにつれて冷たい物がしみ、痛みの自覚症状が現れます。削って治さないと深く進行するので、早期発見と早期治療が望まれます。大きさによっては、詰め物や被せ物をする必要があります。

C3 神経 (歯髄)に達した虫歯

C3 神経 (歯髄)に達した虫歯

歯の神経にまで進行し、炎症がおき、激しい痛みを伴うことがあります。 何もしなくても強い痛みを感じ、我慢ができなくなることが多くなり、「抜髄」といわゆる神経を抜く根管治療が必要になります。

C4 歯根まで達した虫歯

C4 歯根まで達した虫歯

神経を超えて歯の根まで虫歯が進行してしまった段階です。 この段階まで進むと神経が死んでしまうため、痛みがなくなります。 しかしこれは治ったのではなく、痛みを感じなくなってしまっただけで虫歯はどんどん進行しています。

大事な歯を残す歯髄温存療法と根管治療

歯髄温存療法

歯髄温存療法

虫歯が神経に到達しているC3と呼ばれる状態の場合、通常では抜髄という歯の神経を全て取り、根の中を綺麗に掃除しないといけません。歯髄温存療法はまず虫歯を完全に取り除き、露出した歯髄組織に対して、直接薬剤を塗布します。 1~3週間ほど経過をみて、痛みが出ないことを確認してから次の処置に移行します。 経過観察中に痛みが出る場合は、抜髄になります。

根管治療

根管治療

歯の内部で炎症や感染がある場合は、根元(根管)からの治療が必要となります。細菌に感染した極細の管をきれいに掃除して密封し、細菌が再び侵入して感染するのを防ぎます。そうすることで、抜歯のリスクが減り、歯の寿命を延ばすことができるようになります。

唾液検査してみませんか?

オーラルペーハーテスト

オーラルペーハーテスト

お口の中は6.8~7.0のpH値で中性に保たれています。pH値が5.5以下の酸性になると、歯のエナメル質からカルシウムなどのミネラルが溶け出していき、脱灰しやすく、脱灰の状態が続くと、虫歯になってしまいます。オーラルペーハーテストとは、唾液の酸性、アルカリ性の程度を確認するための検査です。一度お口の虫歯に対する抵抗力の強さを計測することで、今後の虫歯予防や最適な治療の選択に生かすことができます。

口内炎治療

塗り薬の処方

歯科医院で行われる口内炎の治療としてもっとも一般的なのは、塗り薬の処方です。口内炎で一番辛いのは、口内炎部分への接触刺激、食べ物による刺激ですので、軟膏を塗るだけでも傷口への刺激が遮断され、楽になります。また、軟膏の効用により炎症が和らぎますので、辛い痛みが緩和されます。

レーザー治療

歯科用レーザーで口内炎の治療が可能です。口内炎の表面にレーザーを当てると、その部分が凝固し、接触痛が起こらないようになりますので、その後の生活がずいぶん楽になります。また、レーザーを当てた部分は治りが早くなります。レーザー照射はほんの数分もあれば終わります。照射の際には少しピリピリするような感覚がありますが、通常、苦痛になる程度のものではありません。

顎関節症

顎関節症

顎関節症で悩まれている方は多くいらっしゃいます。しかし、どこで治療したらいいのか、そして、そもそも何が原因なのかが分からず、病院を転々とされている方がいます。当院では口腔外科専門の先生が週1回診療しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

顎関節症の治療

治療法には4通りあり、それらを組み合わせることもあります。

顎関節症は「歯並びや噛み合せの悪さ」、「生活習慣」、「ストレス」、「姿勢の悪さ」など様々な要因により、顎を中心として関節や筋肉や靭帯などの周囲組織が不調和を起こして生じます。これらいくつかの要因が合わさっているケースがとても多いです。顎関節症を治すには、まず思い当たる部分から解決していく必要があります。

あごが外れた(顎関節脱臼)

あごが外れてしまったことを「顎関節脱臼」といいます。あくびなど大きく口を開けたりした拍子に顎が外れてしまうことがあり、クセになると何度も繰り返してしまうことがあります。顎が外れると口が閉じられなくなり、強い痛みを伴うことがあります。ご自身で元に戻す人もいますが、無理にやるとさらに痛みが強くなることもありますので歯科医院などで戻してもらうことをおすすめします。

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